国内大学等訪問

国内大学等視察研修

この研修は、国内の大学を訪問し、研究室の見学や講義を受け、専門家との対話を通じて、生徒の進路実現やキャリア形成に役立つ機会を提供することを目的としています。令和6年度には、中学校1年生から高等学校2年生の希望者45名が参加しました。

筑波大学

筑波大学では、「大学で求められる力に関する講義」や「法と平和についての英語でのディスカッション」、さらには「新学術領域の研究室訪問」などを体験しました。これにより、HiGAでの学びと大学での学びを比較し、関連づけることができました。

東北大学

午前中は、入学者選抜に関する説明を受けました。午後からは2つのグループに分かれて、工学研究科と農学研究科の研究室を訪問しました。生徒たちは、年齢の近い学部生や大学院生との対話を通じて、研究テーマの設定や研究手法、大学生活について具体的にイメージすることができました。

東京工業大学

東京工業大学地球生命研究所(ELSI)では、「宇宙・地球・生命の起源と謎」をテーマにした講義を行いました。午前中にはJAXAの田中先生と巽先生、午後にはELSI所長の関根先生からお話を伺いました。

また、他では見ることのできない研究機器や、普段は絶対に見られない貴重な資料を見学し、研究者として大切にしていることについてもお話を聞くことができました。講義の後には、自分の進路について積極的に相談する生徒も見られました。

DMM.comオフィス訪問

東京タワーが美しく見える先進的なオフィスで、HiGA生たちは大興奮でした。年代やバックグラウンドの異なる人々と参加したワークショップを通じて、働くことの意味や人生における自己決定の重要性について深く考えることができました。

参加生徒の振り返り

大学訪問をして、大学の先生や学生のお話を聞いていると「自分がやりたいから、好きだから研究を続ける」という想いがすごく伝わってきました。そのために自分のやりたいこと、好きなことに取り組むためにはまず何をしなければならないのかを今一度確認することができた。
今まで今回行った大学のオープンキャンパス等に参加した経験はなかったのだが、実際にお話を聞いていたり、施設を視察して行ったりする中で、どんなことをしておくべきなのかやそれこそ大学の雰囲気や理念だったりを知ることができ、自分が進路選択をする際の決め手にもなる貴重な機会だと思った。
どの大学も英語というところに力を入れている(必要である)ため、やはり英語力の向上を目標にしたい。まず、自分で学ぶだけではなく、英会話のプログラムに積極的に参加していきたい。

企業訪問は、自分にとって初体験で緊張する部分もありましたが、バックグラウンドの異なる様々な年代の人達の話を聞くことを通して、自分の将来について前向きに考えることができる良い機会になりました。さらに自分の課外活動に関する悩みを相談し、アドバイスをいただいため、とても実りある時間になりました。
大学訪問では、建物や学生の様子を見て、自分にマッチしているか、やりたいことが実現できそうかなどを考えることができました。自分の目標としてる大学進学を体感することで、学ぶことの意味や価値を考える機会になりました。もっと多くの大学や研究室に訪問してみたいと思いました。
今後は今まで以上に勉強をしていく必要があると考えています。今は課外活動に時間を使える時期なので、自分の進路実現に向けて興味のある分野を深掘りできるよう、情報収集やプログラム参加など積極的に行っていきたいです。