ヨーロッパ大学等視察研修
オランダ、イギリス、ベルギーの大学を訪問し、学生やアドミッションオフィスの方々との対話を通して、学ぶ内容や入試情報に触れ、自身の進路実現やキャリア形成に繋げることを目的とした研修です。現地に足を運ぶことで初めて得られる情報や感覚を直接体験します。令和6年度は、中学校1年生から高等学校1年生の19名とルシン高校へ留学中の生徒5名が参加しました。
エラスムス・ロッテルダム大学(オランダ)
エラスムス・ロッテルダム大学と、そのリベラルアーツカレッジを訪問しました。学生の方にキャンパスや寮を案内していただき、実際の生活をイメージしながら話を聞くことができました。ほとんどの学部は3年間で学び、学士課程終了後は3年間の博士課程に進み、6年間学ぶ学生が多いことも知ることができました。
フローニンゲン大学(オランダ)
フローニンゲン大学では、授業を受けていない学生がほとんど自習を行っており、意識とレベルの高さを肌で感じました。また、Life science and technologyという多様な科学分野を横断的に学ぶことができるプログラムでは、広範の知識と技術的なスキルが取得可能なため、卒業後のキャリア選択肢が多彩であることに魅力を感じました。
マンチェスター大学(イギリス)
マンチェスター大学では、大学に関する情報はもちろん、アメリカの大学とイギリスの大学の違いや共通点なども教えていただき、自分に合った進路選択につながる、貴重な機会になりました。
オックスフォード大学(イギリス)
オックスフォード大学では、カレッジのフィールドワークを行いました。各グループで事前にアポイントメント取りをし、現地では直接学生の方にもインタビュー等を行い、積極的に情報を収集しました。世界最高峰、その学問の実績は、学びに対して深い情熱を持つ人々の上にあると感じました。
ケンブリッジ大学(イギリス)
ケンブリッジ大学へ興味がある生徒は、団体とは別行動で訪問を行いました。事前に計画を綿密に立て、カレッジの見学や学生へのインタビュー、出願に関する説明会へ参加をしました。自分たちが学びたい学問について説明を聞きながら、自分の進路について改めて考えるきっかけとなりました。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(イギリス)
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでは、大学職員の方に学校の歴史や入試に関わる要項などを説明していただきました。世界各国と繋がりが深いグローバルな学校であり、かつて訪れた日本人が記された石碑が校内にありました。
キングス・カレッジ・ロンドン(イギリス)
キングス・カレッジ・ロンドンでは、学生がキャンパスツアーをしてくださりました。大学生活に関することや、具体的な授業の内容について伺うことができました。大学のイメージを想像する素晴らしい経験となりました。
ライデン大学(オランダ)
ライデン大学の訪問では、アドミッションオフィサーの方に積極的に質問をし、多国籍な学生との関わりを通してグローバルな学びを深めることができると感じました。リベラルアーツカレッジのキャンパスツアーも行っていただき、寮の部屋の中を見学することで、生活の様子をイメージすることができました。
デルフト工科大学(オランダ)
デルフト工科大学を訪問したい生徒は、団体とは別行動で自ら訪問の計画を行いました。航空工学部の研究室を見学し、実際に使用する機器や特殊な装置に触れ、飛行機やロケットの部品を航空会社と共同研究していることに魅力を感じました。修士及び博士過程に進む学生の研究内容等も知ることができ、充実した時間となりました。
ルーベン・カトリック大学(ベルギー)
国際色豊かなルーベン・カトリック大学では、街全体の広いキャンパスツアーを行った後、ソーシャルサイエンスとエンジニアリングテクノロジーの2つのグループに別れて学部訪問を行いました。600年もの歴史を持つ大学で、世界遺産に登録されている建物の中に寮があることも驚きでした。