フィジー語学留学プログラム
フィジーの語学学校で英語の集中研修を行います。また、週末にはフィジー各地でフィールドワークを実施し、現地の文化や貧困問題を中心としたフィジーの課題について学びます。このプログラムは、持続可能な社会の実現に向けて自分ができることを考え、自分の生き方を見つめ直す機会を提供することを目的としています。
令和7年度には、中学校2、3年生の6名が参加しました。



Free Bird語学学校
平日の8:00から15:00は、Free Bird語学学校で授業を受けました。
校内には、EOP(English Only Policy)というルールがあり、授業は当然のことながら、休憩時間や昼食中などのすべての時間で英語以外での会話は絶対にできません。
授業以外にも、英語を学習するために来ている多くの日本人学生の方々や、フランス、ニューカレドニアなど様々な国で社会人として働いている方との交流を通して、英語でのコミュニケーション力を向上させました。



Bapro高校訪問
現地のBaPro高校を訪問しました。
ラグビーのプレー経験が一切ない私たちに、高校生たちがタッチラグビーのルールや注意点を親切に教えてくれ、その後すぐに一緒にプレイすることができました。お礼に、日本から持参したお菓子を食べながら、フィジーと日本の違いについて交流しました。
1週間後にラグビーの全国大会を控えるラグビー部の練習を間近で見ることもでき、その迫力に圧倒されました。



教会訪問
教会を訪問し、現地の方々がお祈りする様子を直に拝見することができました。フィジーに住む方の多くは、毎週日曜日の朝に教会で祈りを捧げ、その日は家事や仕事などはあまり行わずに休息にあてるそうです。いつもは多くの人で賑わっている街中も、日曜日は空いているお店がわずかしかなく閑散としていました。日本とは違った印象を受けて驚きました。



異文化体験(Yavuna Village滞在)
希望者は、2泊3日でYavuna villageという村に滞在しました。
Yavuna villageは、周りが山や森で囲まれており、清く美しい川が流れています。滞在中は、村の方達と共に、キャッサバの畑を耕したり、登山や乗馬、川遊びなどをしたりして、村での生活を体験しました。
最も印象的なことは、村の方達が必ず家族や親戚、近所の方など大勢で食事を共にすることです。限られた資源や環境下で過ごすことで、仲間一人ひとりの大切さ、そして一つ一つの資源のありがたみを知ることができました。



VIO島訪問
VIO島では、島民の方々に普段の仕事や生活についてのインタビューを行いました。すべての人が親切に答えてくれたことに感謝しています。インタビューの中で、多くの人が「島で生活する中で、嫌なことや困ることは何もない」とおっしゃっていたことが印象的です。
約300人が生活するこの島には、とても多くの子供たちが生活しており、子供たちとラグビーや木登り、折り紙などで遊びました。








