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渡邊 奈々

美しく美味しい実のなる木を育てるには、まず苗や種を土に植え付けることから始める。どんなに良い質の苗や種でも、太陽の光が充分に当たらず土壌が肥えていなければ、活き活きとした木は育たない。
教育はそれと同じだと私は思う。
私たち大人ができることは、土壌と太陽の「環境」を整えることに尽きるのではないか。この「環境」とは、そこにいる全ての大人たちの価値観と、他者の気持ちを理解するエンパシーの有無の反映だ。子どもたちが自分の感じ考えることを周りに気を使わずに表現しても、批判や良し悪しの判断のない環境。こんな澄んだ空気のような環境が叡智学園に育つことを心から期待している。
子どもたちが生きることになる次の100年は、20世紀に育った大人たちの想像を超えるチャレンジに溢れているだろう。新しい時代には、何をどれだけ知っているかではなく、社会の変化を感じ取り、自分に何ができるかを考え、行動するという 複雑な能力が欠かせなくなるだろう。そんな能力を備える若者が、叡智学園の創り出す環境から飛び立つことを願って止まない。